明けましておめでとうございます。
そして、初めまして。
ナカラル株式会社共同代表の今井と申します。
CEO関原のブログを楽しんでいただけたでしょうか。
せっかくなので、私も筆をとってみようと思い、書き始めたものの、関原のように文才もないので皆さんに伝わるか不安ですが、熱い想いがあり、メガバンクを退職し、目指したい場所があるのは変わらないので、その辺はご容赦くださいね。
このブログの目的は、これからの新しい出会いに向けて書きたいと思います。お客さまや保育士の方、ナカラルを取り巻く経営者の方に少しでも私の事を知ってもらう事を目的に置きたいと思います。
もう既に私を知っている人はいつも言っていたなとか、そんな一面があったんだとかで楽しんで頂ければ幸いです。
関原同様、様々な社長とお会いしてやはりよく聞かれる質問が、「なぜ銀行を辞めてまで、起業したの?」ということでした。
この質問に応えることが、弊社や私のことをよく知っていただく事に繋がるので、数回に分けて起業に至った経緯、心の変化などを書いていきたいと思います。
それでは第一回です。新年早々重いタイトルですが、結論は至ってシンプルなので、皆さんついてきてください。
【妻に起業を打診した夜】
「わかりました。あなたがそう思うならいいんじゃない。」
あっけないくらいの二つ返事でした。
間違いなく交渉は難航するだろうと思っていましたし、何を言われても分かってもらえるまで説得しようと思っていた私は拍子抜けした感情と伴に、”何て肝の据わった奥さんなんだろうか。確り私の性格を理解してくれてるんだな。”という感情が沸き上がってきました。
後日、私は「失敗したらどうするとか考えないの?」と質問をしました。
妻「そんな事を今考えてもしょうがないし、今までのあなたを見てたら、なんとなく、大丈夫だと思ったから。」
何の混じりけもなく、詰まる様子もなく、発言された言葉。
今でも鮮明に残っています。
ここまで読んだ皆さんからただのノロ気かよとか飛んできそうですが、
そんな事を書きたいのでなく、そこで覚悟が決まったということです。
多分私の性格上もそこで反対されていたら、見返してやるとか、絶対成功して稼いでやるとか、卑しい気持ちが沸き上がり、お客さまや我々の忘れてはいけないMission・Visionに忠実になれなかったかもしれません。
だからこそ、妻のその言葉が、そういう気持ちでいてくれているんだと思うと、自分のやるべき事が何の迷いもなくできるし、
自分たちが実現したい事ってなんだろうと常に原点に立ち返れる源泉になっています。
勿論自分の両親からは本当に大丈夫なのか、二人も幼い子どもがいてそんなにリスクを冒す必要はないんじゃないかと散々言われましたが、私は「大丈夫」としか言わないように決めてます。例え厳しい状況になってもそれしか言わないでしょう。
妻に起業を打診した夜、それだけ「大丈夫」という言葉が、心身伴に安定させ、覚悟を決め、
熱いものが沸き上がってくる言葉になり、どんな困難も乗り越えられる言葉に感じたのです。
営業先の社長が言っていました
「暗闇の中を走っていると、針で刺したようなほんの少しの光が見えてくるときがある。そこを目指して走っていくといつの間にか光が大きくなっていくんだよな。」と。
その小さな光が私にとってあの夜の「大丈夫」という言葉になっています。
つづく